村八分が1972年に京都会館第一ホールで行われたライブが15年ぶりにリマスタリング、初単独作品としてリイシュー。
1972年11月11日、京都会館第一ホールで行われたライブはこの約3ヶ月前の8月に京都円山野外音楽堂でのライブを成功に収めメジャーレコード会社からのオファーもあった時期で、バンドの初代マネージャーである木村英輝氏によるバックアップ&プロデュースによって大々的にプロモーションが行われたライブであった。オープニングの「ぶっつぶせ」はこの時期の他のライブ音源では聴けない貴重なテイクで、「んッ!!」はファンキーなアレンジ、「のうみそ半分」はヴォーカル入りバージョンとなっている。曲が進むにつれて徐々にグルーヴが増していき暴走機関車のような怒涛の演奏のままエンディングを迎えるこの日の全貌が新たに発掘された音源とのミックス、リマスタリングにより生々しいサウンドで蘇る!
この日のライブは2005年に限定リリースされた『村八分BOX -LIMITED EDITION-』(廃盤)に初収録されましたが、発売後間も無く完売、長らく入手困難となっていた音源で、今回は15年ぶりのリイシュー、初の単独リリースとなります。
今回のリイシューではBOXで使用した音源とは別に録音された2種類のカセット音源を、より状態の良好なテープを発掘し新たにデジタル化、ダメージ箇所を修復、既存のマスターテープとミックスしデジタルリマスタリングを施しています。
BOXに収録されたものはモノラル録音でしたが本作ではステレオ収録されたテープを含め3種類の音源をミックスしており、BOXと聴き比べると一聴して音像の違いを感じ取れる作品に生まれ変わっています。
ノイズ除去などマスター修復作業を含め、鬼才エンジニア中村宗一郎(ピースミュージック)による最新リマスタリングで収録。
1.ぶっつぶせ
2.夢うつつ
3.ねたのよい
4.あッ!!
5.どうしようかな
6.あくびして(aka.ドラネコ)
7.くたびれて
8.あやつり人形
9.んッ!!
10.鼻からちょうちん
11.のうみそ半分
12.にげろ
13.あわれみ(aka.ぐにゃぐにゃ)